イチゴの成分
エネルギー | 34kcal |
たんぱく質 | 0.9g |
炭水化物 | 8.5g |
脂質 | 0.1g |
ビタミンC | 62mg |
食物繊維 | 1.4g |
カリウム | 170mg |
カリウムはナトリウムを排出するので血圧を下げる効果があります。しかし、腎臓の機能が低下している方は、高カリウム血症に注意が必要です。カリウムの1日に必要な摂取量は、成人で2000mgなので、イチゴだと1.2kg以上も食べなければなりませんが、カリウムはいろいろな食品に含まれているので、一般的には不足することは少ないようです。
赤い色はアントシアニン系色素の一種です。なお、目にいいとされるブルーベリーの紫色もアントシアニン系の色素です。 形の良いイチゴを作るために、イチゴ園ではミツバチに受粉を手伝ってもらうことが多いのです。イチゴ園内を飛び回っているミツバチを見ると幸せそうに見えますが、いちごの花には蜜はほとんどないし、ハウス内は多湿、夜間と昼間の温度差という劣悪環境のために、寿命が短くなってしまうそうです。
ミツバチは、巣箱ごとレンタルで調達するのが普通だそうで、イチゴ狩りに行くと園内にダンボールの巣箱が置いてあるのをみかけます。
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イチゴの表面についている小さな茶色のつぶつぶは、なんと!全部がタネです。気温が20度を超える暖かい時期に、乾燥させないようにして、蒔いておけば発芽します。でもイチゴ園のいちごは、ランナーといって、親株から伸びてくるツルを利用して増やしています。ランナーなら親と同じ性質のイチゴができるからです。品種改良では交配して、この小さなタネから発芽させます。私は、ベランダ園芸が好きなので、今度はイチゴをタネから育ててみようと思っています。今は、アボカドを種から育てて観葉植物にしています。食べた後のタネを利用するなら、捨てるな、うまいタネという本がお勧めです。
ちなみに、いちごの表面のツブツブが浮いていて、飛び出している感じのイチゴは、生育が悪く、水分が少なめで、おいしくないかもしれません。
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